仕事以外の時間は、いつも一緒に過ごしているカップルにも、悩みはあるようです。時間を忘れてデートをしてたら、週末の２日間に仕上げる予定のレポートが書けなかったり、洗濯物が溜ったり、友達や両親に会う機会が減ったり、とにかく色々な締め切りに間に合わなくなってしまう副作用のパターンに落ち入ってしまうそうです。
今このときを楽しむ事も大切だけど、きちんと社会生活のけじめをつけないと、世間からキックアウトされてしまう懸念があります。
どうして四六時中ベッタリと過ごしてしまうのでしょうか？
◇ 他の異性に興味が移ってしまう不安
◇ 自分よりも仕事や趣味を優先されてしまう不安
◇ 相手の親や上司の言いなりになってしまう不安
◇ ひとりだけで何かを決定される不安
◇ 私の趣味じゃない買い物をされる不安
このような不安があると、パートナーを束縛してしまいます。片方に不安があっても、お互いに不安があっても、溺愛と束縛の紙一重をさまよってしまいます。
愛情が長続きするカップルは、一緒に過ごす頻度が多くなくても不安にならないそうです。
それは、お互いに信頼しあっている事と、頻繁に会いすぎない事で適度な距離感を保てるからだと聞きました。
職場やプロジェクト、サークルなど他の人間関係では、疑い深くならないのに、恋愛となると嫉妬深くなってしまう理由は、愛し合い過ぎて、自分と相手の境界線が見えなくなっているからだと考えられます。
そうなると、いつしか苦しくなってしまうでしょう。永遠に今の年齢のままではいらせません。気がつくと個々の人生の目的が果たせないまま、ただ年齢を重ね、大きな挑戦をするには、もう遅すぎると後悔するかもしれません。
愛のメディテーション・タイム
対応策として、愛が熱いうちから、個々の人生観を理解し合い、共通のゴールが見つかるようなメディテーション・タイムを作ってみてはいかがでしょうか？
二人が会える場所、一緒に暮らす土地、リラックスできる内装、共に盛り上がれるイベントなど、ヴィジョンを描きながら瞑想すると、夢が実現しやすいと言われています。イメージとは個々の中で生まれますが、二人が同じようにヴィジョンを描くことで、チャンスが来た時に、葛藤なく選択できると言うことです。
例えば、引っ越しを考えているときに、理想の物件を引き寄せられるとか、数年後に一緒にカフェを開業すると言うヴィジョンを描いていたら、それまでの数年間に経営やマーケティングを学ぶ機会に恵まれると言うようにです。お金持ちの多いユダヤ系のファミリーは、家族全員で同じヴィジョンを描くと言う風習があり、実際に実現させています。
インドの神様シヴァの恋人に伝授された瞑想法
はるか五千年前、インドの神様シヴァは、恋人のデヴィに１１２種類に及ぶ瞑想法を教えたと伝えられています。
感情や身体のフィーリングを神聖なるものとして捉えて、色々な欲望さえも否定せず、全てを受け入れ肯定するために、五感や呼吸、想像力から気づきをもたらす瞑想法として伝授されました。
どんな瞑想法が伝えられたのかは、その宗派に入って習得する必要がありますが、１１２種類の瞑想をヒントにアレンジされた、現代の恋人たちにも簡単に行える「バンブー瞑想」を紹介させていただきます。英語で竹の事をバンブー（bamboo）と言います。
そよ風になびいて柔軟に揺れ、茎の内側が空洞になっている竹のように、自分の内側に空洞を感じたとき、無限のエネルギーの通路を自分自身に通すことが出来ると言われています。
【用意するもの】
◇ ロマンティックになれる音楽
バラードやメロウなジャズがオススメです。
お二人の思い出のラブソング集などでも良いです。
音楽が途切れないように、アルバムやストリーミングをスピーカーから流してください。
プレイリストやリピート機能を使用しても良いでしょう。
◇ 二人になれる静かな環境で、クッションなどあると良いです。
【手順】
瞑想にオープンでないカップルの場合、途中で吹き出して爆笑してしまうかもしれませんが、まったく心配ありません。それは大いに結構なことです。二人で大笑いし合える瞬間こそ、信頼の証だからです。
ロマンス瞑想で溶けあって共通の未来を描こう
戯れる儀式の後で、とても落ち着きロマンティックになれたら、うち溶け合ってる時間を大切にして、お互いの人生観を受け入れましょう。聞く事と伝える事が自然にできるようになると、共通のゴールを見つけやすくなります。
本当に望むヴィジョンが見えたとき、二人の身体をピンクのリボンで巻いて結ぶイメージを持つと、縁が強固になると言われています。
焦らないで何度でも、色々な方法で戯れながら、束縛しないで甘えすぎないリレーションシップを築いてください。
ロマンティックな瞑想で、一つに溶け合いながら、尊重しあえる未来を描きましょう。
