
パリの小道沿いのカフェ、ニューヨークの古いアパート、横浜の海に架かる橋、住宅街のコンビニ、夕方の校舎前、ベランダの風とモーニングコーヒー…日常の中でホッとする時間が切り取られたような、安心感のあるポップアートはYouTubeで人気が高いですね。
イラストと写真、アニメーションが融合された小さな動きを繰り返す、LofiやJazz、ヒーリング音楽などの動画を再生しながら、お茶を飲んだり、くつろいで読書をすることはありませんか?
私のお気に入りチャンネル「Lofi Girl」や「The Jazz Hop Cafe」は、リラックスしながら集中したいときに聞くことで、仕事の効率化をサポートしてくれます。古いレコード・ノイズに含まれる周波数成分が、アナログ・サウンドの魅力を構成する重要な要素ということが明らかになってきています。どこか別の次元の意識が飛んで行きそうになり、自由な心のスイッチを押してくれるのでしょうか。
1時間前後の再生リストになっていて、オリジナル音源または、著作権の規定に沿った音楽が使用されています。センス良く選曲された動画を見つけると、次から次にフィードに表示され興味を惹くので、いつのまにか世界感に浸かってしまいます。
音楽と息が合う風景動画ストリームは、写真を加工するだけで、意外にも簡単に雰囲気ある作品がつくれます。Canvaの素材と画像加工を使用して、ご自身のYouTubeチャンネルを素敵にポップにプロデュースしましょう。
このページでは、ヒーリング音楽と相性の良い風景動画のヴィジュアル部分のみ、7つのステップで作り方を紹介させて頂きます。あなたのオリジナル音楽やプレイリストの動画素材に使用してください。
1. Google【Prisma Canva】検索
Canvaアプリの編集画面にPrismaが出てこないので、下記の画像をクリックするか、Googleなどサーチエンジンで【Prisma Canva】を検索してください。
2. 新規デザイン
サイズを選択してください。動画に適したサイズは1920X1080ピクセルです。

3. 風景写真を選択
Canvaの写真素材や、ご自身でアップロードした写真を拡大して貼り付けてください。

4. 旧エディター設定
風景写真の編集する際、Edit PhotoまたはEdit Imageをクリックして開始します。スクロールダウンしてAppの注意書きが現れたら、旧エディター設定にするためにクリックしてください。

5. Prismaアプリ選択
スクロールダウンするとPrismaが出てきます。

6. 写真ジェネレート
Patternを選択するとモザイク調のイラストにジェネレートされます。ファンタジーな絵画になるTiramisuもオススメです。

7. 動きを追加する
音楽と息が合う風景動画ストリームでは、数箇所だけ小さな動きを入れるだけで充分です。
例えば、木の葉の舞い、吹雪、桜の散る様などです。ニューヨークのような都市の風景には花火で空を飾るのも面白いかもしれません。
左端のElements(素材)から、花火と入力してグラフィックを選択すると、スタンプやGIFアニメが現れます。ジェネレートされた風景の上に重ねてください。
そのままでは動かいスタンプでも、Canvaのアニメーション機能を使えば、動きをつけることは可能です。

PrismaはiPadなどのアプリもあります。ジェネレートの種類が数十倍豊富に揃っていますが、有料です。ヒーリング音楽のアートワークにはモザイク調のPatternと、ファンタジーなTiramisuだけで充分かもしれません。
また、完全に自動で生成するAIアートに比べると、Prismaのジェネレートは少し手間はかかりますが、あなたが選ぶ写真や素材のバランスで、オリジナル度は高くなります。
他にも、あなたが実際に見て、シャッターを切ったアングルが、モザイク調のイラストとして蘇り、同じ風景の前を通る視聴者から共感されることがあるでしょう。
とても簡単で楽しいので、ぜひトライしてみてください。