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朝ダッシュとプチ断食で《通勤ダイエット》


朝ダッシュとプチ断食で通勤ダイエット
朝ダッシュとプチ断食で《通勤ダイエット》

誰にでも慌ただしく朝を迎えてしまうことはあります。そんな時、朝食をパスするか、それとも遅刻をするか、選択を迫られます。大抵の場合は自分自身にムチを打ってまでも、朝食を食べないで遅刻を避ける選択をすると思います。


従来は朝食をしっかり食べないとスタミナが持たないのでマイナスになると考えられていました。体力を使う仕事の場合は、きちんとタンパク質を含む朝食をとってから出勤するべきですが、コンピュータに向かって椅子に座ったまま仕事をする人の中には、あえて朝食を抜くことで午前中は集中できると言う人もいます。


もちろん飲むだけで腹持ちの良いバターコーヒーや、新鮮なフルーツ、オーガニックのビタミン剤やプロテインバーで栄養補給は必要ですが、そうすることで朝食に費やす時間をカットできます。


朝食抜いて若返る


無味乾燥な栄養補給に頼り、美味しいブレックファーストで目を覚ます習慣を捨てるべきだと言う話ではありません。あくまでも遅刻してはならない朝は、朝食のルーティンを短縮化したりスキップしたとしても、最悪にはならないどころか、老化を防ぎ病気から身を守ることさえできるロジックが見つかったのです。


細胞内の「ミトコンドリア」を増やすことが、疲れにくい身体を作り、活力や持久力を向上させる決め手だと聞いたことはありませんか。NHKのTV番組「ガッテン」でも放映され、スタミナを左右する「ミトコンドリア」の機能向上を目指すことは科学的根拠に基づいた健康法です。


ペイズリー柄に似たミトコンドリアとは細胞の中にある器官で、身体を動かすエンジンのような働きをしています。30歳くらいからミトコンドリアは減少すると言われていますが、ストレスや過労で、若くてもミトコンドリアが減少するケースもありますので注意が必要です。


プチ断食は毎日できる


ミトコンドリアの減少を抑えて、増加させるには「プチ断食」と「キツめの運動」が有効です。


プチ断食は朝食を抜くことで簡単に出来ます。夜8時から翌日の正午まで何も食べないと16時間のプチ断食をしていることになります。この期間に水は飲んでもかまいません。朝はカフェインに牧草牛の無塩バターとMCTオイルを混ぜたバターコーヒーやバター抹茶を飲んだり、新鮮なフルーツなどは食べても良いそうです。


プチ断食で「空腹感を感じる」とミトコンドリアを増やすことが出来ます。お腹が鳴るほど空腹な時こそ「長寿遺伝子」と呼ばれでいるサーチュイン遺伝子が働くためだと考えられています。栄養が足りないと細胞が感じるとミトコンドリアが刺激され自ら活性化して人間の身体を守るように働くのです。


「朝食をパスすること」=「プチ断食」ならば、罪悪感なく朝食を抜いてもOKです。副業でネットショップの運営や空き時間にフリーランスとして仕事を持っている人は、とにかく忙しいと思いますので上手に朝食のルーティンの短縮化を図ってください。


ミトコンドリアを増強させる


そして遅刻しそうな朝に皆やっている「朝ダッシュ」も、ミトコンドリアを増やすエクササイズに繋がっています。「朝ダッシュ」とは、仕事場に早歩きや小走りで向かい遅刻を防止する行為です。朝からキツい運動ですよね。でも時間に遅れないように自分自身の評価がかかると、人間は瞬発的な力を発揮するものです。朝は運動の効率も良く、嫌々ながらジムに通って運動するよりも効果的ではないでしょうか。ジムに通う時間と月会費の節約にもなります。


特に1分から5分間キツい運動をして、次の数分間をクールダウン、そして交互にキツい運動とクールダウンを繰り返すと効果は高いようです。


例えば、次の信号まで小走り、信号待ち時間はクールダウン、早歩きで横断歩道を渡り、混雑した駅の改札はクールダウンしながら歩いて、階段を使ってホームまで行き、電車を待つ間はクールダウンするなど、朝ダッシュは「インターバル速歩」も兼ね添えています。インターバル速歩とは、「早歩き」と「ゆっくり歩き」を交互に行うウィーキング術です。


ミトコンドリアは、食事から得た糖や脂質、そして呼吸から得た酸素を使って、アデノシン三リン酸(ATP)という物質を作っています。ATPは身体を動かすエネルギーの元です。手足や心臓の筋肉、脳の活動など、人間が生きていくために欠かせないもので、スタミナの有無に大きく関係しています。


そこで少しキツイと感じる運動をすると、ATPが不足し、酵素を働かせるスイッチがONになって、より多くのATPを作ろうと、ミトコンドリアが分裂を始めて増えだすのです。

 ミトコンドリアとATPの話は奥が深く、情報が常にアップデートされていますので、ぜひとも興味を持ってインターネットで検索してみてください。


UpDown同調でヘルシーになる


羨ましいことに「朝は忙しくないので、朝ダッシュする必要がない」と言う方もいらっしゃると思います。また「朝ダッシュは事故などを懸念する」と考えられる方もいらっしゃると思います。


そこで朝ダッシュの代わりに、ダンス音楽とリラクゼーション音楽を交互に配列しプレイリストを作成してインターバル速歩やエクササイズを行うと、楽しみながらミトコンドリアを増やすエクササイズに役立ちます。


キツめの運動を促す音楽のテンポはBPM120から140のアップテンポだと言われています。ダンス音楽やエキササイズ用の音楽なら大抵はアップテンポです。音楽を聞いてみて「ビートに乗れるな、身体が揺れるな」と感じたら適切なテンポでしょう。

クールダウンを促す音楽は、ご存知の通り、ヒーリング音楽やバラード、テンポがゆっくりしたクラシックやジャズなどです。海の波音や清流のせせらぎなど、水の自然音もオススメで、火照った身体をクールダウンしてくれる効果があります。


「アップテンポの曲=キツめの運動」「スローテンポの曲=クールダウン」を交互に3回繰り返しトータルで25分から30分のプレイリストが出来ます。音楽をトリガーにインターバル速歩やエクササイズを行ってください。

UpDown音楽プレイリストを作ろう
UpDown音楽プレイリストを作ろう

キツい3分運動は音楽と共に


健康意識が高く、仕事へのパフォーマンスに余念の無い人々の間では、あえて出勤前にジムに通って汗を流し、ジム内のシャワーを浴びてから、グリーンスムージー片手に通勤するのがトレンドのようです。そこまでは真似できなくても、「プチ断食」と「朝ダッシュ」は、あなたの罪悪感を救済し、お金と時間を節約して、健康とアンチエイジングをサポートするミトコンドリアと共生させてくれるのです。





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