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集中力が上がる癒しの音楽とは

雰囲気の良いカフェで流れていた

アコースティックギターの調べ、

軽いボサノヴァのリズムが

何とも言えず心地良く、

一瞬で気疲れが吹き飛んで、

クリアに物事を考えられるように

なった経験はありませんか?

 

音楽の音色やリズム、

曲調の組み合わせによって、

思考力が研ぎ澄まされ、

集中力を上げることは可能です。

 

特にボサノヴァの

爽やかな楽器のチョイス、

ゆっくりすぎず急ぎすぎないテンポ、

快いリズム、明るい曲調に

切なさが溶け合う

ニュートラルな音楽は、

仕事や勉強への集中力を

高めてくれます。

 

それでは、ボサノヴァのような

集中力をアップする音楽を解体して、

音のパーツに隠された

ロジックをご紹介していきます。

 

【音色】

 

楽器の音色によって

音楽のイメージは変わります。

知性、情熱、情緒、解放感など、

楽器の音色からリスナーの

受ける印象を決定付けます。

 

アコースティックギター、

フルート、ビブラフォン、

オカリナなどは、

集中力アップに適しています。

 

【テンポ】

テンポは曲の速さのことです。

テンポによって、

私たちの行動は左右されます。

早いテンポの曲を聞けば、

行動は活発になり、

遅いテンポの曲を聞けば、

行動はゆっくりとしてきます。

 

仕事や勉強の能率を上げるには、

BPM116前後のテンポが

良いとされています。

BPMとはBeats Per Minuteと言って、

1分間にビートを刻む回数のことです。

BPM116はミディアムなテンポと

覚えておいてください。

 

【リズム】

ジャズは4ビート、ロックは8ビート、

ダンス音楽は16ビートなど、

まとまりになって体感できる

拍子のパターンがリズムです。

 

ボサノヴァは8ビート系になります。

3拍子よりも4の倍数のリズムの方が、

仕事や勉強の作業には

向いているようです。

 

【曲のトーン】

Cメイジャーとか

Aマイナーなどと言う言葉を、

聞いたことはありますか?

明るい印象を受けるのが、

メイジャー系の曲で、

暗めの印象を受けるのが、

マイナー系の曲です。

 

ボサノヴァと言うジャンルの曲は、

明るく爽やかでありながら、

ちょっぴり切ない、

ニュートラルな印象が、

思考力に心地良い刺激を

与えてくれるようです。

 

このように、

アコースティックギター中心の

ボサノヴァには、

【音色】

【テンポ】

【リズム】

【曲のトーン】

すべてにおいて、

思考をクリアにして、

集中力をアップする

要素が含まれています。

 

ボサノヴァ以外にも、

重くないジャズ、

都会風のピアノソロ、

フルートのエッセンスが効いた

クラシック音楽なども、

集中力アップに適しています。

しかし、歌の入った音楽は、

歌詞に気を取られてしまい、

かえって集中の妨げになることが

ありますので注意が必要です。

 

【集中力アップに導く周波数】

 

また、集中力アップに導く

周波数もあります。

ベータ波やデルタ波など

脳波を導く周波数領域は、

目の前の問題に

取り組むべきときに効果的です。

 

14ヘルツから38ヘルツの

ベータ波は、

思考して脳が活発に

動いている状態だと

言われています。

心拍数や脈拍も早くなり

緊張しやすくなります。

しかし、あまり緊張をし続けると、

身体にも心にも負担が

かかってしまいます。

そのため最近では

26ヘルツから70ヘルツの

周波数領域を持つ、

ガンマ波の超集中を

醸し出すパワーが注目されています。

「集中力を高める○○の音」と

言うようなタイトルの

CDやMP3ダウンロード音源には、

集中力アップに効果的な周波数が

挿入されているものが多くあります。

 

このように、音と音楽が集中力を

高めるメカニズムには、

楽器の音色やリズム、

曲調の組み合わせによって、

思考力が研ぎ澄まされ、

集中力が上がることと、

脳が活発になり思考力が

上がる周波数と同調して、

集中力が上がることが主な理由です。

 

しかし、こんな風にも

考えていらっしゃいませんか?

「ダンス音楽やロック、

Jポップが好きなので、

好きな音楽を聞いているほうが

興奮してやる気が

出るような気がします。」

 

音楽にはいろいろな種類があり、

好みが分かれています。

あなたの好きな音楽から、

元気を受け取り、

やる気が湧いてくるのは当然です。

 

しかし、好きな音楽であるあまり、

仕事や勉強よりも

音楽に集中してしまったり、

思わず歌詞を口ずさんで

気が散ってしまうこともあります。

 

仕事や勉強に入る前に、

このような順番で音楽を

聞いてみたらいかがでしょうか?

① 

好きな音楽を聞いて

脳にスパイスを効かせ、

やる気を出す。

② 

やる気が出た段階で、

集中力が上がる音楽に切り替える。

 

例えば、5分間あなたの好きな

ダンス音楽を聞きながら、

軽く身体を動かしたり、

ストレッチして、

滞ったエネルギーを発散させます。

その後で、お好みのドリンクでも

飲みながら、

楽しく集中力を高める

音楽を聞きましょう。

思ったよりも、

仕事や勉強の生産性が上がります。

 

私は、毎朝、小鳥のさえずりの

入った音源を流しながら、

身支度をしています。

これがなければ目が覚めません。

小鳥のさえずりの持つ高周波は、

目覚めを導引するのに

効果的だからです。

可愛らしい高音の小鳥のさえずりを、

出来る限り遅いテンポに落として

再生すると、

まるでオペラ歌手のような

声に聞こえます。

人間は鳥の鳴き声を真似て、

歌を歌い始めたのではないかと

言う考えがあり、

研究も進められています。

 

私たちは歌っているときには、

たとえ鼻歌であっても、

歌う事に集中しています。

眠りながら歌を歌う人は、

おそらくいないでしょう。

 

朝早くから、さえずりを届けてくれる

働き者の小鳥たち、

私たちの目覚めの時間を、

音でサポートする自然のシステムに、

生きとし生けるものたちの

共存の大切さを教えられます。

 

心地良い音楽を聞いたとき、

一瞬で気疲れが吹き飛んで、

クリアに物事を

考えられるようになった

経験はありませんか?

楽器の音色やリズム、

曲調の組み合わせによって、

思考力が研ぎ澄まされ、

集中力を上げることは可能です。

 

爽やかな音や音楽、

あなたの大好きな音楽を聞いて、

思考力をクリアにし、

集中力を高めましょう。

あなたの明晰な判断力は、

あなたの日常を活性化して、

あなたの大切な人の

モチベーションアップを助けます。

その生き生きとした気分を、

世の中に向かって波及させましょう!

書籍

【今すぐ「ヒーリングミュージシャン」になる方法】

七夕女織(著)より抜粋・加筆しました。

ボサノヴァを聞く

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ボサノヴァ

1950年代の終わりにブラジルの

リオ・デ・ジャネイロで誕生した音楽です。

リズムはブラジルの伝統音楽サンバから

派生したもので、歌われている言語は

ブラジルの公用語であるポルトガル語です。

ジョアン・ジルベルトの独自な

ギター弾き語りがボサノヴァの

原型になりました。

バチーダと呼ばれる独特な

アコースティックギターの弾き方が、

ボサノヴァの軽い心地よさを醸し出します。

ボサノヴァ
BPM116音源を聴く

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癒し効果のある音の世界を探求する本

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ヒーリングミュージシャンになるための入門書

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ガンマ波の超集中音楽を聴く

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