1950年代の終わりにブラジルの
リオ・デ・ジャネイロで誕生した音楽です。
リズムはブラジルの伝統音楽サンバから
派生したもので、歌われている言語は
ブラジルの公用語であるポルトガル語です。
ジョアン・ジルベルトの独自な
ギター弾き語りがボサノヴァの
原型になりました。
バチーダと呼ばれる独特な
アコースティックギターの弾き方が、
ボサノヴァの軽い心地よさを醸し出します。
ゆっくりすぎず急ぎすぎないテンポ、
快いリズム、明るい曲調に切なさが溶け合う
ニュートラルな音楽のバイブレーションは、
人々の心に同化します。
人間の身体・脳・血流や
エネルギーの巡りが、
この快い振動に同調すると、
人体にとって良い影響が与えられます。
ボサノヴァの大御所は、
ジョアン・ジルベルト、
アストラッド・ジルベルト、
アントニオ・カルロス・ジョビンなどです。
近年カフェ系ボサノヴァのオムニバスCDに
登場しているアーティストは、
本場ブラジル人の他に、
日本人やフランス人のミュージシャンも
数多くいらっしゃいます。
【今すぐ「ヒーリングミュージシャン」になる方法】
七夕女織(著)より抜粋・加筆しました。