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エシカルに暮らせる瞑想コミュニティ

更新日:2023年4月12日


エシカルに暮らせる瞑想コミュニティ
エシカルに暮らせる瞑想コミュニティ

友人との約束より20分も早く待ち合わせのカフェの前に着いてしまい、時間を持て余したことはありませんか?そんな時は、暇つぶしをするために辺りを見回します。


向かいの銀行が目に入り、横断歩道を渡りATMで現金を引き出して、ふと隣のショップに目を向けると欲しかったTシャツが半額になっているのを見つけました。サイズを確認してレジで精算を終え、急いで待ち合わせ場所に戻ると、なんと同じタイミングで友人が現れたのです。このような偶然は、様々なサービスが隣接している都会だから起こることです。


世界中のブランド店、五つ星のホテルやレストランが立ち並び、希少な食材や高価な有機ワインも、消費者の数よりも多く品揃えられていて、整備された交通網を巧みに乗り継ぎ、スピーディに多くの体験が出来ることは大都市の醍醐味です。


都心から離れて暮らせるの?


しかし、新型コロナのパンデミックをきっかけに、都市部から離れて、自然豊かな土地へ移住を希望する人々が増えてきています。完全に移住しなくても、何かあった時に移り住めるセカンドハウスを、自然豊かな地域に持ちたいと考えて、実際に物件を見て回る人が急増しているそうです。


これからもソーシャル・ディスタンスやロックダウンで、生活様式に制限が課せられることが何度か起こるかも知れません。お金に余裕さえあれば、安全な環境に移り住むことは賢明な選択です。


でも本当に、自然豊かな土地に引っ越しさえすれば、楽に生きていけると言う保証はあるのでしょうか。知らない土地での気象傾向や地域の流儀など、よそから来た者にとっては、学ばなけれいけないことが沢山あります。その社会に上手く溶け込めるようにしないと、食料調達さえ困難になるかもしれません。


また、コミュニティ化された集合住宅も開発されているようですが、様々な都市から集まって来た者同士が、田舎暮らしを共有する上で、トラブルが起こらないとも限りません。甘い考え方では未来は切り開けないのです。


精神意識の高い八ヶ岳では


そこで、すでに助け合いのコミュニティ地域を切り開いている実例を捜してみました。中央自動車道を走れば、東京からでも簡単に行ける八ヶ岳には、スピリチュアル志向や健康志向の高い人々集まっています。そこで社会と繋がりながら独自のコミュニティを作って生活を楽しんでいるのです。エコロジー住居開発、オーガニックレストラン経営、リトリート運営、各種イベントや勉強会の開催などをして収入を得ているようです。もちろん会社勤めやリモートワークで生計を立てている方もいらっしゃいます。


八ヶ岳と言えば、スタジオジブリの映画「君の名は」の新海誠監督の出身地であり、アニメーションの風景も長野県の八ヶ岳麓にある小海町がモデルとなっているそうです。神々と繋がるパワースポットが点在している波動の高い土地だと信じられ、スピリチュアリティを求める人々が自然と集まって来るそうです。アメリカのセドナやシャスタ山の麓の町も、八ヶ岳と同じようにスピリチュアル志向の高い場所です。それぞれの地域に共通するのは、お互いを応援しつつ、豊さと叡智が循環されているコミュニティだと言うことです。


八ヶ岳に代表されるような地球に優しいコミュニティならば、便利な都市部の生活を捨ててまでも移住してみたいと思いませんか。別に八ヶ岳にこだわらなくても良いのです。あなたが移動できる範囲にも、自然豊かで、あなたの気質にあった素敵なエリアが見つかるはずです。そこに移り住んで、ある事を実践すれば、コミュニティは活性化され、精神を支え合える友人を得ることができるでしょう。


深い瞑想の相乗効果


ある事とは、優良コミュニティなら必ず行っている「グループ瞑想」です。グループ瞑想とは、ひとりで行う瞑想ではなくて、数人で集まって一緒に瞑想する事です。「グループ瞑想」には様々なメリットとは次のようなことです。


  • 瞑想会のリーダーの誘導により、初心者でも容易に瞑想を体験できる。

  • みんなが瞑想している環境なので余計な考えを捨てやすい。

  • 複数人で行うことで、深い瞑想の相乗効果が期待される。

  • 参加者同士に親近感が生まれ、実生活でも助けあえる関係が築ける。

  • お互いの悩みをわかちあえる。


このように、ひとりだと瞑想に集中できない人でも「グループ瞑想」に参加することで、通常は何ヶ月もかかるような深い瞑想体験が期待できます。


「グループ瞑想」のメンバーを探す方法は、インターネット検索・地域の掲示板・ローカル紙、または人づてに「瞑想会」のイベントを探してください。探しやすさで言えばインターネット検索が手っ取り早いので、検索窓で【瞑想会 〇〇】とタイプして探してください。〇〇には地域の名前を入力すると簡単に調べられます。


「瞑想会」を主催してみよう

もしも近所で「瞑想会」が見つからなければ、ご自身で「瞑想会」を開催されると良いでしょう。あなたがビジネスをされている場合は瞑想とタイアップしてイベントを企画すると、マイルドなプロモーションにもつながります。例えば、ピアノ教室の午後の瞑想会とか、栄養学クラスの合間に5分瞑想などを取り入れることで、その場が和みます。緊張感なく会話もはずみ、参加者はあなたと、あなたのビジネスのファンになってくれるでしょう。

瞑想誘導の経験がなくても大丈夫です。本書では、瞑想誘導テンプレートを用意しましたので、ぜひ活用してください。


【用意するもの】


  • 瞑想音楽(瞑想アプリが便利)

  • スマートフォンなど音楽を再生できるデバイス

  • ポータブル・スピーカー

  • 複数人が座れるスペース

  • 椅子やクッション、ヨガマットなど

  • 高次元の意識と繋がる888ヘルツのヒーリング音叉(オプション)


※ヒーリング音叉(おんさ)とは、チューニングフォークとも呼ばれ、特定の周波数を響かせて身体を癒すために使われます。先がU字型をしており、アルミニウムなどの金属で作られています。


【手順】


⒈ 雰囲気づくりは瞑想アプリで


瞑想用の音楽を流します。あらかじめ選曲しておいたプレイリストやストリーミングが無くても、瞑想用のアプリで効率良く手軽に瞑想の雰囲気がつくれます。

オススメは「Tide:睡眠音と集中タイマー」と言うアプリです。ヒーリング音楽や自然音など音質の良い瞑想サウンドが揃い、タイマー機能も付いています。瞑想モードの他にも睡眠モードや集中モードがあります。


⒉ 慣れないうちは台本を利用する


テンプレートのタイムテーブルに沿って、瞑想誘導をしてください。

瞑想テンプレート
瞑想テンプレート


いかがでしょうか。瞑想誘導は意外と簡単に行えるものです。


直感を降しながら瞑想に導く方法もありますが、慣れないうちは瞑想の台本を用意して、深くリラックスしながら、そのリラックス脳波が皆んなに伝わるイメージを持ちましょう。テンプレートに記したタイムテーブルを厳密に守る必要はありません。時間配分にこだわるよりも、深い呼吸が途切れることなく、時間の流れがスムーズに進むにつれ、皆んなが深く瞑想し出したら、逆に誘導する言葉は要らなくなります。そうなったら「グループ瞑想」を見守るように、ただ黙って呼吸を繰り返してください。


応用編として「グループ瞑想」のテクニックは、職場やプロジェクトでも活用できます。仕事に取り掛かる前や、企画会議の前に5分間でも心を落ち着かせると、その後の人間関係が円滑になり、生産性も上がると報告されています。


また事情によりリアルに集まれない時には、ZOOMなどのインターネットを経由するビデオ会議を利用して「グループ瞑想」を行うと良いでしょう。


今後の数年間は、パンデミック・自然災害・世界恐慌など、心が折れそうになるキーワードと付き合って行くことになるかもしれません。場合によっては新たな土地で生活を始める人もいるでしょう。


瞑想でコミュニティに調和を

どこに引っ越そうが、最初から地域に溶け込めるものではありません。

インターネット検索や地域の掲示板、ローカル紙などで瞑想会を探して参加してみてください。または、ご自身で「グループ瞑想会」を開催してみましょう。そこから知人を増やし、生活していく知恵を貰い、悩みを共有しながら、新たな土地に上手く馴染めるようになるはずです。





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