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本来の音楽の目的は人々を癒すものだった

紀元前のエジプトやギリシャの壁画には、

竪琴を弾く女性、笛を吹く神様、

ギターのような弦楽器を胸に抱える少年、

シェイカーを振って踊る子供などが描かれています。

 

想像を遥かに超えた古来から、

音楽は人間の生活と密接に

結びついていました。

むしろ、遠い昔のころの方が、

音楽はもっと、人間にとって

身近なものだったのかもしれません。

 

そして音楽の本来の目的とは、

なんだったのでしょうか? 

 

音楽は、人々を和ませる

エンターテイメントです。

音楽は、人と人とを結びつける

コミュニケーションです。

音楽は、人間の感情に寄り添う

コンパニオンです。

 

音楽は誕生以来『魂の薬』として、

人々の心を癒してきました。

古代のミュージシャンたちは、

みんなヒーラーだったのです。

 

流れるように音をつなぐパープは、

優雅に精神を安らげ、

深い情緒へ導きます。

 

ハープの音色は、

古代の王族の心を癒し、

病気さえ治していたと言われています。

 

ピュアなフルートの音色は、

スッキリと目覚めをサポートし、

子供のような純粋無垢なハートを

呼びさまします。

 

恋心を伝えたり、

気持ちの伝達をするために、

フルートの音色が使われてきたと

言われています。

 

ギターの原型である

数本の糸を張った楽器は、

世界各地で発展してきました。

インドのシタール、中国の胡弓、

ヨーロッパのリュート、

沖縄の三味線など、

すべてギターの仲間の楽器です。

 

弦楽器特有の伸びのある響きは、

人々の感情にストレートに入り込み、

心の内を歌いあげてくれます。

アフリカで聞く大地を揺らす

打楽器の音色は、

大自然と暮らす厳しさから身を守り、

地球との調和を願い、

意思伝達しているように

響きわっています。

このように、音楽の誕生や歴史を

振り返ってみると、

音楽と人間は密接に繋がって、

人々の心は音楽によって

支えられきたことが伺えます。

 

理由は解らなかったけど、

音楽によって癒されたり、

ある楽器の音が流れただけで、

空間の空気が和らぐのを

感じたことがあると思います。

 

私たちは美味しいコーヒーが

飲みたいだけでカフェを選ぶのはなく、

そこに流れる音楽で癒されながら

味わうコーヒーの方が、

素敵な味がすることを潜在的に

知っています。

実際に「BGM」のサービスに優れた

フランチャイズ・カフェが、

街中のあちこちで見られるほど

急成長した背景には、

音楽の癒しの効果で

居心地の良さを提供し、

リピーターを増やしたことにあるそうです。

 

音楽の本来の目的は、心の癒しです。

そして心と繋がっている身体も癒され、

魂と呼ばれる高い次元の

自分の精神も癒されます。

 

どうやって人間が音楽を

奏でるようになったのか、

すべて明らかではありません。

自然の音を真似したら

音楽が生まれたと言う説や、

神様からの啓示で音楽が

始まったと言う説もあります。

 

この世界で一番最初の

ミュージシャンが誰であったのか、

どの文献にも残されていませんが

『音楽で人々を癒したい』と言う思いが、

人一倍強かった方ではないでしょうか?

神話、古代文献、シャーマニズム、

民話の中で、ミュージシャンたちは、

ヒーラーのように人々を救ってきました。

 

音楽の本来の目的を知ると、

いつも聞いているお気に入りの曲が、

もっと愛おしくなりませんか。

音楽のある、

この地球へ生まれてきたことに、

感謝の念が湧いてきます。

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七夕女織(著)より抜粋・加筆しました。

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